「第五章 現代の尾鷲」の中に、チリ地震津波の項があり、チリ地震の際の状況が記載されている。この中で、この津波は「周期が長く、鎌首をもたげた直立状の大波が押し寄せるという型ではなかった」こと、「夜明け前であった」こと、「満潮時と重なって被害を大きくした」ことなどが記載されている(P717-720)。