1944年東南海地震当日の体験談として、学徒動員先の津市内の工場で地震に遭遇し、建物の鉄骨がきしみ、床面が大きくうねるほど、だんだん揺れ方が激しくなったことや、いたる所地割れがして、海水が吹き出るなどの当時の様子が記されている(P167~168)。