昭和19年12月7日午後1時35分頃、熊野灘を震源として発生した昭和東南海地震は、三重県に甚大な被害をもたらしました。
しかしながら、戦時中の情報統制下において発生した地震ということもあり、被害の全容が明らかにされているとは言い難い状況です。
「三重県・三重大学 みえ防災・減災センター」では、この昭和東南海地震の地震・津波災害に関する資料・史跡などの調査や昭和東南海地震体験者のインタビューなどを通じ、三重県内における昭和東南海地震の教訓を発掘し、広く発信することを目的とする事業を進めております。
事業の一環として、平成26年12月6日に開催します「昭和東南海地震70年シンポジウム」において、昭和東南海地震体験記等を活用したステージを企画しております。
当時、地震・津波の被害にあわれた方々の思いを次世代へ繋げ、将来の防災・減災に役立てることをめざし行うものです。
今後の防災・減災活動や南海トラフ沿いの巨大地震発生時の復興活動に役立てるために、当時被災されたときの思いや家族から受け継がれた教訓を次世代に繋げませんか?

体験記募集詳細

作品利用 「昭和東南海地震70年シンポジウム」にて、素材として活用するほか、データベースに掲載
対 象 者 三重県内にて昭和19年12月7日の昭和東南海地震の被害にあわれた方とその家族など
募集内容
①昭和東南海地震を三重県内で被災された方
被災にあったときの状況やその時とった行動、次世代に伝えていきたい教訓など
②三重県内での昭和東南海地震の状況を両親や祖父母から聞かれた方
家族などから聞いた当時の状況や教訓など
③上記以外に、昭和東南海地震に関連する写真や資料などを提供していただける方
(提供していただいた資料等は複製させていただいたうえで返却いたします。)
応募方法など、当センターまでご連絡ください。
メール・ファックスでの提出も可能です。
作文の文字数・形式については、特に指定はございませんが、目安として原稿用紙1~2枚程度でお願いいたします。
※体験記については未発表作品に限る
■連絡先 ■氏名(ふりがな) ■年齢 ■被災当時の年齢 ■地震発生時にいた場所
※ご家族による投稿の場合には、被災者の情報もご記入ください

募集締切 平成26年11月28日(金)
連 絡 先 三重県・三重大学 みえ防災・減災センター
担当:西口、河村
〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577 社会連携研究センター3階
TEL:059-231-5694 FAX:059-231-9954 e-mail:bosai@crc.mie-u.ac.jp